オリゴ糖ってたくさんの商品があるけど、どれを選んだらいいの？
こういった疑問を解説したいと思います。
- オリゴ糖の種類について。
- おすすめのオリゴ糖。
オリゴ糖の種類について
オリゴ糖の種類の違いについて教えてほしい
各オリゴ糖の特徴についてまとめてみました。
イソマルトオリゴ糖
オリゴ糖で最も流通しているのは「イソマルトオリゴ糖」です。
オリゴ糖入りと書かれてある商品のほとんどはイソマルトオリゴ糖であることが多いです。
オリゴ糖=イソマルトオリゴ糖なのかもね。このオリゴ糖の特徴は？
一番の特徴は価格が安いことです。
なるほど、原料価格が安いから様々な食品に使われているんだ。とりあえず「オリゴ糖入り」を謳うなら、原料は安いほうがいいもんね。
でもなんで安いの？
海外産の安いトウモロコシを原料にして作られているからです。
（海外産トウモロコシの遺伝子組み換えとか大丈夫なのかな？）
手軽に購入できるから、とりあえずオリゴ糖を試してみたいって人にはおすすめだよ。
フラクトオリゴ糖
フラクトオリゴ糖は機能性重視のオリゴ糖です。
なんで？
古くから研究開発されてきていて、文献データが多いからです。
加えて特定保健用食品として表示許可を得ています。最近では、機能性食品表示での実績も多くあります。
どんな効果が期待できるの？
腸内にてヒトにとって良い働きをするビフィズス菌を有位に増やす効果があります。
その一方で、悪玉菌と呼ばれるヒトにとって悪さをする菌は増やさないのです。
つまり、良い菌だけを選択的に増やすことができるんだね。
ガラクトオリゴ糖
ガラクトオリゴ糖はどんなオリゴ糖なの？
牛乳に含まれる乳糖を原料にして酵素反応させたものになります。
ガラクトオリゴ糖シロップには乳糖が残っているから、乳糖不耐症のヒトはお腹を下すかもしれません。
乳糖不耐症は牛乳を飲むとお腹がゴロゴロするやつね。
また、熱と酸に強い特徴を有することから、食品原料として加工食品に使用されることが多いです。
関与成分にガラクトオリゴ糖を使用した特定保健用食品もしくは機能性食品をお店で見ることができます。
フラクトオリゴ糖と同じように、ガラクトオリゴ糖もビフィズス菌を増やす効果があると言われています。
乳糖果糖オリゴ糖（ラクトスクロース）
これは店で見たことあるかも。
塩水港精糖のオリゴのおかげは家庭用オリゴ糖シロップでトップシェアを持ちます。
乳糖果糖オリゴ糖もビフィズス菌を増やす効果があると言われています。特定保健用食品と機能性食品表示（関与成分：乳糖果糖オリゴ糖）の実績があります。
ラフィノース
ラフィノースは他のオリゴ糖とイメージが違うね。
ラフィノースはてん菜から絞って作られています。そのため天然のオリゴ糖とも言えます。
そっか、他のオリゴ糖は酵素反応で人工的に作られているもんね。
自然の恵みを重視する人にはこのオリゴ糖がオススメです。
ラクチュロース
最後はラクチュロースだね。
ラクチュロースはビフィズス菌に対する効果が高いと言われているんだ。
けど、あまりお店で見ないね。
ラクチュロースは原料価格が高いため、市場に出回っていないのが現実です。